フカサワの歩み

創業者の深澤利定・静枝は、前社長であり、
この会社を設立した人物です。

当初は、個人事業として制御盤の製作を始めました。
そして、そこから株式会社フカサワの歴史が始まったのです。

深澤利定・静枝は仕事に明け暮れており、
土日関係なく遅くまで働き、毎日を忙しく過ごしていました。

その当時、制御盤の製作という業界には比較的参入が難しいと
されていましたが、彼らは腕に自信を持って取り組んでいました。

その頃の株式会社フカサワは、設備が全くなく、手作業での
業務だったため、製作には多大な労力が必要でした。

しかし、彼らは一生懸命取り組み、少しずつですが、
製品の品質が向上していった結果、多くのお客様からの信頼を勝ち得ることができました。

制御盤の制作を行っていた個人事業を、有限会社として再編。
そして、15人程度のスタッフを抱えるようになりました。

この頃の深澤電工は、まだまだ若い会社であり、
試行錯誤を繰り返しながら業務に取り組んでいました。

スタッフたちは、社員同士で協力し合い、
新しい技術や製品を開発するために、
多くの努力を重ねていました。

彼らは、製品の品質向上を目指し、日々精進していました。
そして、その成果は徐々に現れ始めました。
お客様からの信頼も高まり、深澤電工は着実に成長を続けていきました。

深澤電工は、事業拡大のために組織変更を行い、
有限会社から株式会社へと移行しました。

この組織変更により、深澤電工はより大きな規模での
事業展開を目指すことができるようになりました。

この時、従業員数は80人程度にまで増え、
多数のスタッフが製品開発や生産に取り組んでいました。

また、深澤電工は制御盤から電子機器製造にシフトし、
新たな分野にも進出しました。

電子機器製造においても、高品質な製品を提供することに
力を注いでおり、お客様から高い評価を得ています。

深澤電工は事業拡大に伴い、第二工場を新設。
新工場は、製品の増産や新製品の開発を目的として建設されました。

当時の周辺地域は、まだまともな道路やインフラ整備が
されておらず、新工場の建設には多大な労力が必要でした。

しかし、深澤電工はこの困難を乗り越え、
第二工場を建設することに成功しました。

第二工場では、より大がかりな電子機器の製造設備を導入。
これにより、製品の品質や生産性を向上させ、
お客様からの信頼をより高めることができました。

積極的な障がい者雇用促進と職業の安定に寄与したとして労働大臣より表彰。
さらに、社員が優秀勤労障がい者として表彰をいただきました。

更なる業務拡大に伴い、「ジャスティス桜堤」を新設。

「ジャスティス」は「正義」という意味で、
正義を貫く会社になろう、真面目にやっていこう、
という思いを込めて名付けました。

ファルマバレープロジェクト新拠点施設「静岡県医療健康産業研究開発センター」のプロジェクト支援・研究ゾーンに入居。

県医療健康産業研究開発センターでは、主に医療健康産業分野の製品化・販路拡大、新規参入の加速に向けて、オープンイノベーションによる創薬開発、医療機器開発、部品開発などを行っておりました。

大手メーカーとのコラボレーションや、情報の共有化をしながら、得意分野である小型・高性能電子基板技術を活かした医療機器製品の研究・開発に関わらせていただきました。